銚電スリーナイン レポート by Bellmare 2018.7.29

  
本レポートはBellmare手持ちのデータをまとめて作成しました。


市場法子さんが所属する劇団シアターキューブリックが提供する鉄道演劇
「銚電スリーナイン」を観劇しました。1日目は台風12号真っ只中の開演
、 メチャクチャ雨が降ってきたシーンもありましたが、2日目は猛暑との戦いでした。

底辺には岡村孝子さんの♪「風は海から」が流れ、昨年の種子島コン
サート・ツアーを思い出しつつ、演劇の舞台となった銚子から外川まで
の潮の香りを感じながら、廃線という現実に直面しながらも走り続けた
銚子電鉄の65年の歴史に誘われました。


ポスターと硬券キップです。とっても粋な観劇チケットです。






今回の一泊二日のドライブツアーの目的の一つに
岡村孝子さんのソロデビュー曲♪「風は海から」をイメージさせる
海辺のイタリアンレストラン「君ヶ浜ベイハウス」へ行くことでした。

生粋の岡村孝子さんファンである告さんのお薦めのレストランなの
で期待はしておりましたが、実際に訪れてみると期待以上でした。






デザートのマンゴーなんとか?とコーヒー・・・
わざわざ窓側の席を予約して下さった告さんには感謝致します。
とても居心地が良いレストランでした。

この写真ではその雰囲気が伝わらないのが残念です。






台風に見舞われた一日目が終わって、同行の汐入日本人さんと行った
居酒屋です。場所は今年の神栖T's Garden会場からそんなに離れてない
ホテルからまっ暗で真っ直ぐな道を歩いて行きました。

ホテルの案内の女性からは、歩きなら掛かりますよって言われましたが、
20分くらいで着きました。この時の私の気持ちとして、岡村孝子さんの
純粋なファン時代を思い出させてくれた神栖に戻ったことと、今日の
銚電スリーナインの演劇の感動が入り交じって変な感じでした。(笑)






翌日は台風一過の晴れた暑い日でした。
朝、1時間早くホテルを出て銚子電鉄沿線のメインスポットの
犬吠埼灯台へ行きました。

青い空をバックに白亜の灯台が圧倒的な迫力で迎えてくれました。






犬吠駅の前には昨日は居なかったキッチンカーや出店が並んでいました。
その中に見つけた「市場」の文字に反応しました。アイス屋さんでした。

台風が去った2日目のスリーナインに乗る前にアイスさんが迎えに
来てくれたんだ!私はこう確信しました。
手に持つマンゴーアイスを一味口にすると、胸に浸みました。

汐入さん、撮影、ありがとうございました。






白を基調とした近代的な銚子の駅舎はとても綺麗でした。
最近建てられたということです。






駅の内装は外とガラリと変わって昔の家の板張りを思い出させる
ノスタルジックな作りです。駅には大漁旗が掲げられて、これも一見
の価値ありですね。






ヘッドマーク「銚電スリーナイン」もローカル演劇の舞台に相応しい
海をイメージさせるデザインです。
ここから20分間のお芝居が始まります。

海辺の電車らしいレトロな色合いもノスタルジックな雰囲気です。






終点の十川駅です。地元ではトガワでは無く、トガーと呼ぶそうです。
建てられた時のまま残る駅舎も一見の価値あり。
天井の碍子を伝わる電線・・・オイラの子供時代そのものでした。






十川駅から1時間半の街歩きに出発します。
最初に訪れた資料館では何故にこの鉄道が必要だったのか、
この土地の特殊性を教えて戴きました。

熱心に聞き入る私に対して館長の年配の女性の方から
「お父さん」って声を掛けられたことも良い思い出です。
普段ならば「お祖父ちゃんです」って返してやるところですが、
お日様が海から昇って海へ沈む地、昔はざるで鰯が掬えた漁場
であったことに感激していたオイラは、その迫力にただ頷く
のが精一杯でした。






気になっていたガールズのメンバー、
街歩きの案内役と一日目の「駅だよ!」役をやっていた結ちゃん、
久々にお会いしたのですが元気そうで何よりでした。
写真ダメって言われたのですが・・・






街歩きで立ち寄った喫茶店「ゆうせい丸」訪れたいお店が増えました。






ゆうせい丸の2階からお薦めのアップルサイダー、
外川の忘れられない味になりました。






この娘も気になったガールズのメンバーです。
街歩きの案内をしてくれて、ご一緒に歩いたのですが写真NGでした。






街歩きの後、再び外川駅に戻って後半の演劇が始まりました。






演劇の最中に撮影OKのシーンがあり夢中でシャッターを押しました。
向かって左上からささくみさん(ささきくみこさん)、リーダー
(奥山静香さん)、下がってチキンさん(谷口礼子さん)、隣が主演女優
のほしあいめみさんです。

リーダーには期待通りの女優プッリを見せて戴きました。
私にとっては一番魅力的な女優で、こここ2〜3年の私の願いが
叶った瞬間でした。
これからはリーダーはやめて静香!にしようかな!

街歩きでは、リーダーしか着れない赤いドレスで、
台風で大雨になったらどうすんだろう!って気が気でない私の心を
もて遊ぶように、外川の街を闊歩するお姿が焼き付いております。






銚子駅の銚電ホームにある駅名のサブタイトル「絶対にあきらめない」。
岡村孝子さんファンとしては♪「夢をあきらめないで」とつながります。






終演後、再び♪「風は海から」を彷彿とさせる「君ヶ浜ベイハウス」へ、
ここで店の奥様からシアターキューブリックとの深い縁を伺いました。

話は10年前の初めての銚電スリーナインに遡りました。
2度目の訪問でもう絶対に外せないお店になりました。
10年前の話をする奥様の言葉の中に、市場法子さんを見ました。






そして、お店を出るとき見つけました。かんなさんのサインです。
夢中でシャッターを押しました。

記されている6月21日は10年前の初日、とい言うことは、この漢那悦子の
ところには急性水疱瘡で出演を断念せざるを得なかった市場法子さんの
サインが在るはずだった。

突然私の中には、青山の会場で初めて聞いた10年前の第一回
銚電スリーナインに関わる市場法子さんの悲話と、最近読んだ
blogがフラッシュバックした。

ああ、アイスさん、またもすれ違いなのか!
こんな言葉が脳裏をよぎった。
何て言うことだ、本当はそこに市場法子のサインが在るはずだった。

店のレジにいるのが辛かった。

これと思う場所に行くと、結局はアイスさんが居ないことだけを
突き付けられる、そんなオイラの運命を恨んだ。
本心を書きましたが、アイスさんにプレッシャーを掛けることに
なれば即刻削除します。アイスさん、その時はごめんなさい。






帰途の途中に神栖コンサート会場を見ることになり、
アイスさんのことから避けたいと思う自分が居た。
岡村孝子さんに浸ろうとする自分が居た。

帰る途中のサービスエリアで見つけたCDで安心した。






収録曲に♪「Believe」と♪「ミストラル」が入っていて安心、
青のシリーズから一曲とカタムラカタコ系の♪「月が泣いた・・」や
♪「美辞麗句」あたりは入っていて欲しいですね。






最後にシアターキューブリックの次回公演のお知らせです。
久々の箱物演劇で「十二階のカンパネルラ」です。

Wikiによるとカンパネルラはイタリア語で「(小さな)鐘」を
意味するそうですが、このチラシによれば宮沢賢治著の童話
『銀河鉄道の夜』の登場人物の一人らしい。





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